2022.3.1
【TOPICS】
お茶の水橋都電レール展示中

 「お茶の水橋の耐震工事で出土した都電のレールを,テクノプレース1Fコンコースに展示しています。お茶の水橋の上を走っていた都電錦町線は,1904 年に開通し,太平洋戦争で戦況が悪化した 1944 年まで運行されていました。レールは,標準レール(米国ローレン・スティール社製)と溝付きレール(英国ボルコウ・ボーン社製)があり,線路がカーブする場所には脱輪を防止するための溝付きレールが設置されていました。これらのレールは,外国から輸入されたものと推測され,輸入品から国産品に切りかわる時期の貴重な産業遺産といえます。

閉じる 閉じる